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ブレストのメディアが原因か
ここまで酷いのはアルミとして売るのか、直すのか。
カム側も修理だったのでハウジング拡大もあり?
お客様からはそんな提案もありましたが!
そんなことしたらこのベッド更に後がなくなるので
先々のことを考えノーマル戻しを提案しました。
そんなこんなで溶接、ラインボーリング、スラスト加工まで
無事に修理出来ました。
多少巣穴出た方がオイル溜まりになって良さそうじゃん?
今日は自動車のエンジン。
SR20DET
ライナーが鋳込みでボア上部がアルミなので溶けてるものが多く最近では希少になってきたのではないでしょうか。
今回のブロックは多少の溶けはありましたがΦ87mmへ拡大して最小限の面研で綺麗になりました。
溶けが酷いものは新規にライナーを入れる加工を行います。
またはNAのエンジンをTUBO用にする加工もありますね。
どちらにしても高額な加工なので中古のベースエンジンを探すときには注意が必要ですね。
こんな事も、、、
画像のエンジンは、オイルラインのところにも傷が深く
本来であればライナー抜いて面研が必要です。
オイルストーンでなんとかなるレベルではありませんので
この様な場合は必ず提案させて頂きます。
しかしながら、依頼者(ショップ)様が「やらなくていい」と判断しますと
当社としましては、心苦しくもそのまま作業を進めざるを得ません。
オーナ様の気持ちを考えると、とても悲しくなります。
だからこそ、大切な愛車、愛機のエンジンの疑問や相談は
直接、当店へお問い合わせ頂けたらと思います。
HONDA
S600
面研とボーリング
いやー、カッコいい!!
と思い写真撮りました。
S系ってシリンダーブロックとライナーが下の方で軽くはまってるだけなんです。
通常はヘッドとブロックにライナーの鍔部がサンドイッチされてるので
ボーリングする時は動かないように
こんな風にして規定トルクで締め付けてやるんです。
で、そんなんでこのブロックの面研って超ーーーー!!!大変なんです。
余程のことがない限りやらないのが一般的ですが今回は4番のボア縁が所々凹みや傷があり抜ける可能性があったので面研となりました。